オーバー・ザ・トップ (1987) : Over the Top

愛する息子のために腕相撲(アーム・レスリング)大会のチャンピオンを目ざすトラッカーを描く。製作・監督はメナヘム・ゴーラン、脚本は主演のシルヴェスター・スタローンとスターリング・シリファントの共同執筆、撮影はニック・マクリーンが担当。

監督:メナヘム・ゴーラン
出演:スタローン、デイヴィッド・メンデンホール、ロバート・ロッジア、スーザン・ブレイクリー

オーバー・ザ・トップ (1987)のストーリー

リンカーン・ホーク(シルヴェスター・スタローン)は放浪のコンボイ・トラッカー。彼は10年前、義父ジェイソン(ロバート・ロッジア)との確執から追い出されるように家を出た。彼の心には常に妻クリスティーナ(スーザン・ブレイクリー)と息子マイケル(デイヴィッド・メンデンホール)の姿が焼き付いている。行く先々で得意のアームレスリングの賭けゲームに熱中するだけが、彼の孤独をまぎらわす唯一の手段だった。そのホークが陸軍幼年学校を卒業した12歳になるマイケルをトラックで迎えに行った。クリスティーナが重病で入院し、彼女のたっての願いでマイケルとともに病院に来てほしいというのだ。マイケルは教養もなく野卑な父に拒否反応を示し、なつかない。だが、アームレスリングで圧倒的な強さを誇る父を見、ラスヴェガスの世界大会で優勝して、その賞金でトラック会社を設立、親子3人で暮らす夢を話す父に、徐々に心を開いていった。その2人に、義父ジェイソンが孫のマイケル奪回のために雇った男たちが襲いかかる。ついに2人は病院にたどり着いた。だが、父子を待っていたのは母の死だった。マイケルはショックのあまりジェイソンの元へ戻っていった。ホークはジェイソンの屋敷にトラックごと突っ込んでマイケルの名を呼ぶがマイケルは顔を見せず、逆に留置場に入れられたあげく、息子を手放すことを条件に州外に追放された。ホークは世界アムーレスリング選手権大会が行なわれるラスヴェガスに乗り込んだ。世界中から集まった強敵たち。次々と相手を打ち負かすホーク。いよいよ決勝。その時、マイケルが会場に姿を現わした。「ぼくが悪かった。ぼくはパパのものだ!」……。息子の声がホークにファイトを甦らせ、死闘の末、勝利を得るのだった。

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